120年前の倉庫が、
近代的なオフィスに

オークの床材が時代を超えたハーモニーを醸す

歴史あるフレヒタイム・シュパイヒャーは、ドルトムント-エムズ河のほとり、数多くのカフェやレストランが立ち並ぶ、活気あふれるミュンスター港のプロムナードに臨みます。1900年に建てられたレンガ造りの建物は、もともと穀物倉庫として使用されていましたが、やがて、食品から燃料まで様々な商品の倉庫として使用されるようになりました。2007年以降、この建物は倉庫としての歴史を終えますが、この由緒ある建造物は、その波乱に満ちた歴史とともに、オフィスと医療の複合施設として再生されることとなりました。

そのために、Flechtheim-Speicherは全面的に改築され、併設された建物部分も拡張されました。120年の歴史とモダンな建築理念が融合し建てられた8階建ての建物群が、個性を放っています。さながら、ミュンスター港の新しいランドマークと言っても過言ではないでしょう。現在、この建物には、オフィス、スタジオ、診療所のほか、ヴォルフガング・ボルヒェルト劇場が入っており、港を訪れる人々を魅了しています。

本ビルの設計に携わったKopfkunst社は、広々としたオフィスにParador社のTrendtime 4シリーズのオーク床を起用しました。ダークカラーの木質フローリングは、高く開放的な天井と印象的なコンクリート製の支柱との間に、すっきりとしたラインのコントラストを生み出しています。このコントラストは、歴史的建築物と近代建築物の差異を際立たせ、ミュンスター港のランドマークに新たな輝きを与える重要な役割を果たしています。

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