床材の知識

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    2022.2.14

    重要なのはデザインと耐水性!キッチンに適した床材とは?

    監修

    インテリアコーディネーター/窓装飾プランナー亀田彩夏

    海外の有名床材ブランドなどを取り扱うインテリア総合商社勤務。インテリアコーディネーター、窓装飾プランナーの資格を保有。

    インテリアデザインに「トレンド」はあっても正解がないのと同様、キッチン回りの床材選びにも万国共通の答え、というものは存在しません。その土地、その風習、店舗であればその用途、住宅であれば家族構成や予算感によって、その人にとっての「床材の最適解」は異なってくるのです。

    一方で、実用性や施工性を考えたとき、共通解はなくてもその場所に適した「傾向」や「特徴」は存在します。キッチンのような特定の場所への床材の施工を考えたとき、やはり人気のある製品カテゴリには人気があるだけの裏付けや理由があるわけで、これらに全く従う必要はなくとも、やはり床材選びの参考にはすべきでしょう。

    今回は、自宅のキッチンへの床材選びに重要なポイント、知らないと後から後悔するポイント等について解説していきます。

    ※なお、各業態の店舗向けの床材に関してはこちらの記事で完全解説しておりますので参考にしてください。

    耐水性・メンテナンスに関して

    自宅のキッチンに適した床材候補を考えるとき、大前提としてキッチンが「水回りである」であることを考慮しなくてはいけません。

    すなわち、「洗い物の際、水分が飛びやすい事」「水漏れなどの際に真っ先に浸水すること」「油などがはねたときの掃除」など、水回りであるが故のメンテナンスのしにくさに後々苦しめられることになるので、単に「見栄えがいい」「おしゃれ」などの理由だけで床材を選べないのがキッチンなのです。

    この点で、水に弱く掃除のしにくい木質フローリングや、水分を吸収してしまうカーペットなどは、キッチン回りの床材候補としてあまり人気が高くなく、どちらかというと施工後に後悔する部類のカテゴリになります。逆に、耐水性があり汚れても水拭き掃除のできる塩ビ床系、クッションタイル、あるいはタイルなどが水回りへの施工、といった意味では優れているでしょう。

    耐水性の高いパラドーの床材

    キッチン床材のチェック事項(耐水性):

    • 防水・耐水性はキッチン床材の最重要課題
    • 油やコーヒー、洗剤やワインなどをこぼしても大丈夫かどうか
    • 汚れても後から掃除がしやすいかどうか
    キッチンに適した、耐水性とデザイン性を両立させたドイツ製SPC床材

    耐久性に関して

    冷蔵庫や食器洗い機のような重量の重い家具・家電の負荷に耐える必要がある、という点も、キッチンへの床材選びにおいて重要なポイントです。将来的にキッチンごとリフォームする、あるいは一生そこに住み続ける、という明確なプランがあればともかく、将来的な賃貸を考えていたりすると、冷蔵庫や食器洗い機のあとにつく凹みはあまり好ましいものではないでしょう。

    また、重量以外にも、洗い物の際に割れ物が生じたり、フライパンや食器など重たいものを床に落とす危険性も高く、こうした際の傷つきにくさは考慮しておきたいところです。

    高級感のあるモノクローム調キッチンデザイン

    クッションフロアは凹みや傷には弱いですがすぐに取り換えられる点は長所です。カーペットは物によりますが、傷は見えづらくても凹みは残ってしまいます。塩ビタイルはビニル系なので、やはり冷蔵庫のような重いものを乗せておくと後々凹んだままになりますが、SPCタイルのように石灰石を混ぜてある製品は耐久性があり、凹みがつきにくいでしょう。

    キッチン床材のチェック項目(耐久性):

    • 冷蔵庫や食洗器など、重量の重いものの負荷に耐えられるか(凹みづらいか)
    • 割れ物、落とし物の際に傷つきづらい十分な強度を持つか

    交換性に関して

    手入れの頻度などにもよりますが、一般的にキッチン回りの耐用年数は10~20年程度と言われており、水回りであることの宿命で、水分や油汚れに晒される以上、家の中のその他の箇所よりも早く傷みやすい傾向にあります。そのため、いずれ交換ができる、あるいは傷ついたり汚れた箇所を交換できる、という条件はキッチン回りの床材を選ぶときに検討しておきたいポイントになります。

    頻繁な交換を前提とするのであれば、既存の床の上にカーペット、ラグ、クッションフロアのようにすぐに取り外し交換の可能なものを乗せておくのは理にかないます。一方で、安定性が失われるので、頻繁に交換するための費用や手間はどうしてもかかってきてしまいます。

    クリック式を採用している床材(当社クンストヴェルク等)は、交換の利便性に関しては上述のラグやクッションフロアに劣りますが、接着剤を使わない施工のため、下床に貼っていく塩ビフロアやフローリング系等よりははるかに互換性に優れます。

    キッチン床材のチェック項目(交換性):

    • キッチンは家の中でも最も交換頻度の高い箇所の一つ
    • 将来の計画などに基づき、床材の交換性も考慮する必要がある

    デザイン・色合いに関して

    最後に、床材のデザイン・色に関してですが、これは床材を基調として考えるのか、それともキッチン回り(キャビネット・家電類等)を先に考えるのかによって見方が異なります。

    カラーコーディネートでは一般的に面積の大きい部分を軸にその他の配色を考えるとやりやすいので、床や壁の色決めが先になることが多いですが、リフォームなどの場合すでに自宅にあるキッチン類を使うこともあるため、そういった場合はすでにある設備の配色を前提に考える必要が出てきます。

    いずれの場合も、原則的に「同じ空間は同系トーンであわせる」ことで全体の統一感が出やすくなり、お勧めです。例えば、床材をオーク柄のような暖色系にするのであればキャビネット回りも暖色系にしたり、床材に淡いグレーを使用するのであればキッチン回りに白色を持ってくる、といった配色例は王道の人気をもちます。

    暖色系の床とキャビネットの組み合わせ(#006Oak Natural)

    暖色系と寒色系とで、体感温度に3度も差が生じるとも言われており、特にお皿洗いなどで寒さを感じるような室内環境の場合、こうしたオーク調の暖色デザインはオススメです。心身の活性化、食欲の増加にもつながると言われています。

    淡いグレーの床と白いキャビネットと壁(#004 Oak grey whitewashed)

    淡いグレー系の統一トーンは、全体的に洗練された、清潔で落ち着きのある空間の構成に役立ちます。また、全体的に「空間が広い」印象を与えるため、小さなスペースを有効活用したいときなどはオススメです。ただ、キッチンへの弱点として、白いキャビネットや壁は汚れを際立たせてしまうため、掃除には注意が必要です。

    キッチン床材のチェック項目(デザイン):

    • 床材だけでなく、壁やキッチン回りの色との調和で考える
    • 原則として、キッチン空間全体を同系色にそろえると、統一感が出て美しい
    • 淡い白や灰色の床材は、小さなキッチン空間を大きく見せる
    • ウォールナットや深いオーク柄の暖色系の床材は、キッチンに温かみをもたらす

    総合評価

    最後に、キッチン回りへの床材に関する総合評価を見ていきましょう。

    専門家の意見を元に5段階評価で作成

    個人の嗜好、予算感、こだわりによって異なりますが、一般論では木質由来の床はキッチンには不向きです(無垢フローリング、ラミネート床等)。

    塩ビシート系は耐水性の面では優れていますが、ゴムのように柔らかいため重いものを乗せると凹みが目立ちます。塩ビタイルの進化系であるSPCフロア(独パラドー社クンストヴェルクコレクションなど)はこの弱点を解消していますが、耐久性を持たせるために床材に厚みがあるためキッチン下に収納がある場合など施工が難しい欠点があります。

    同じく独パラドー社のオリジナル商品であるModular Oneは100%防水のオレフィン素材で作られたエコ床材で、施工のしやすさ、デザインの美しさ、木質そのもののような手触りという点でキッチンへの施工に最も適した床材の一つと言えます。難点としては、他床材と比較してやや高額なところです。

    Modular One :Oak Sprit Natural
    Modular One床材

    タイルカーペット系はどうしても耐汚性の面が弱点となりキッチン回りには忌避されがちですが、取り外せるカーペットやタグをフローリングの上にのせておくような使い方はおススメです。

    クッションフロアも同様に、耐久性などの面では不向きですが、消耗品として交換を前提とするのであれば同じく問題ないでしょう。

    国内施工事例洞窟おでん
    国内レストランに施工された水回りに強いSPCフロア
    施工に使用されたOak Explorer caramel #101

    家庭のキッチンを一つ上の世界へ導く高性能ドイツ製床材

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